■合気道とは


 合気道は、開祖である植芝盛平翁が若年の頃から苦心修業の末、幾多武術の奥義を極めて大正年間に形を整えた武道です。
 現在では東京の財団法人合気会を中心に全国各県に道場があり、海外をあわせた合気道人口は150
万人とも言われています。

 開祖は「真の武道はいたずらに力を頼って他人と強弱を競うものではなく、人格の完成を願っての求道である。」と説き、その体現についての道である合気道は宇宙遍在の根源の”気”と人間の”我”の呼吸を通じての気とが一体化するところにその究極を置くとされています。いわゆる合気道は、この”気”と”我”が和する武道と言えるのです。

 合気道の最も大きな特色は、無理をせず素直に合理的な動きが自然にできるように技を繰り返し反復しながら稽古することです。その稽古の際に大切なことは、常に気の源を臍下丹田(せいかたんでん)におきながら気を全身に充実させ、動きに伴った呼吸のリズムに合わせてそこから気を出すことにあります。こうしたことに留意しながら稽古をしていくことで、心身ともに安定した自己を練成できます。